「立文安国論」を唱える

鎌倉時代の傑僧、日蓮は、『立正安国論』(りっしょうあんこくろん)を著して、<「正法」を立てて国を安定させる>ということを目指しましたが、私は、『立文安国論』(りつぶんあんこくろん)を唱えて、<「文法」を立てて国語を安定させる>ということを目指すべきだと考えています。

実は、文法を知っていると、微妙なニュアンスの違いが分かり、また、表現できます。例えば、次の文の違いがわかりますか?

(a) John is older than middle-aged.

(b) John is more old than middle-aged.

(a)は、「ジョンは中年よりも年を取っている」という意味です。中年(青年と老年の間で40から50歳ぐらい)よりも年だということは、彼は初老ぐらいだということを意味するわけです。しかし、(b)は、「ジョンは「中年」というよりはむしろ「年寄り」だ」という意味で、表現の問題を言っています。つまり、ジョンはmiddle-agedよりもoldで表現するほうがよいと主張しているのです。微妙なニュアンスの違いですね。このような違いがわかる世界が文法を理解している世界です。

文法は、奥深く面白いものだと主張することも「立文安国論」のテーマの1つです。また、詳しく説明しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です