「10」に関する10の話

ブログを久しぶりに更新します。

最近、言葉と数字の偶然の関係に注目しています。今日は「10」の話をしましょう。

1.「10」は単に10個のものを指すだけでなく、「多数」や「最高」を表すことがあります。伊勢神宮の屋根の上に10個の鰹木がありますが、これは日本神話上最高の女神であるアマテラスを象徴しています。偶数は基本的には女神を象徴します。「10」はその偶数で、指で数えることができる最高数だから、最高のもの(神)をあらわすのです。

2.「10」は大和言葉で「とう」と発音されますが、ローマ字で書けばtoとなり、この「t」が漢字の数字「十」と形が偶然似ているのが気になります。しかも、英語で10はtenですから、これも「t」で始まっています。

3.「10」は多いことを表すと言いましたが、「多い」という字が、「タ」が2つで出来ています。「タ」は「ト」と同じ系列の発音です。「10」の半分の「5」は大和言葉で「いつ」となりますが、これはタ行の真ん中「ツ」が入っています。10に関係する五十音の行は「た行」であると思います。

4.言霊的に「タ」の主(す)、すなわち「タ」の中心は「タ+ス」で、「足す」という単語が生まれます。足すための数学的記号は、まさに、偶然ながら、漢数字の「十」とそっくりです。「十」(とう)と「+」(足す)の区別がほとんどありません。

5.「十」は「重」と、日本語では発音が同じです。「十」は重要であると言えそうです。日本文化は重なり志向であると、私は言語文化論のエッセイで主張していますが、言語を生み出す上での、数字の重なりの最高レベルが10ではないかと思っています。だからこそ「十人十色」という言葉があったり、「十戒」「十哲」「十方(=東西南北と北東・北西・南東・南西・上下」)」などの言葉があるのでしょう。方角まで「10」に揃えられてしまっています。

6.「10」は「とう」と読めます。また、「10」の漢字は足し算の記号とそっくりだと言いましたが、この「と」という言葉は、助詞では足し算を表すのが、また不思議です。「AとB」は「A+B」を意味しますね。

7.10!(10の階乗=1×2×・・・×10)は362800ですが、これは36から始まります。私は、36という数字が大好きで、これが10と関係があるのに驚きました。ちなみに1+2+・・・+8=36です。また、星型の尖った部分の角度は36度です。

8.原子番号10の元素は、ネオン(Ne)です。このネオンという言葉は、ギリシャ語の「新しい」を意味する言葉から来ています。

9.100メール走の日本記録は10秒00ですが、この速さは時速に治すと、時速36キロということになります。また、36という数字が現れました。

10.私は10分が基本であるという考えを持っています。言いたいことはどんな複雑なことであっても「10分」で言い表せるという発想です。だから、上記の9つの情報に関する簡単な説明は、「十分」(じゅっぷん)あれば「十分」(じゅうぶん)出来ると思います。

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