五母音仮説 その6

今回は、これまで紹介してきた「五母音仮説」エッセイの「第7章」(まとめ)です。参考文献と共にご紹介します。

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7.   まとめ

 第1章で、三母音仮説を簡単に紹介し、第2章で、五母音仮説を提唱し、第3章以降で具体的に五母音仮説に関するいろいろな例を用い、一定の考察を施した。

 第3章では五母音の不思議な側面を挙げて論じた。第4章では五母音語・五母音句・五母音文を取り上げ、いくつかの角度から考察し、第5章では五母音辞・五母音縁・五母音場を紹介し、比較的詳しく説明した。第6章では、日本語に見られる五母音の重要性を述べた。

 本稿は、五母音が日本語・日本文化において重要な位置を占めていると考える「五母音仮説」の概要を説明することが目的であったが、「五母音仮説」という表現自体が五母音語(OOIAEU)である。そして、五母音から成る実体を表す「語」や「句」や「文」、そして、「辞」や「縁」や「場」といった単語も、その第一母音は、五母音縁(OUUIEA)を形成する。

 五母音が、どのように日本文化に関わっているのかということを、更に深く追求すること、また、この五母音仮説が能力開発や自己研鑽などに応用できるかどうかを検討することなど、さまざまな研究の余地もあり、解決する課題も多いと思われる。

 参考文献

石井隆之 (1989)『英語から英悟へ』、TAC英語能力研究所。

石井隆之 (1990)『英語マンダラ発想法』、ACE英語コミュニケーション研究会。

板坂元 (1978)『日本語の表情』、講談社現代新書。

松下井知夫他 (1985)『あいうえおの神秘コトバの原典』、東明社。

坂口光男 (1996)『言霊波動未来の秘密』、住宅新報社。

菅田正昭 (1994)『言霊の宇宙へ』、タチバナ教養文庫。

鳥居礼 (1998)『言霊ホツマ』、たま出版。

安井泉 (1992)『音声学』、開拓社。

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